
こんにちは、こふらです
カナダの私立高校に、1年間留学していました

- カナダの高校の部活ってどんな感じなのかな?
- 先生が厳しかったりするかな?
この記事では、カナダの部活の雰囲気と、私が体験したエピソードについて書いていきます!
もくじ
カナダの部活はゆる〜い雰囲気

カナダでは、部活の雰囲気が日本と全然違います!
日本は、「努力!忍耐!」という感じで、厳しい練習に耐えることが良しとされています。
対してカナダでは、「ゆる〜く楽しく、でも真剣に」と言う感じです
「休んだら怒られる」「部活中の私語は厳禁」といったルールはなく、部活に行ったら「来てくれてありがとう!」と言われたりします(笑)
そんなゆるい感じの雰囲気なので、ストレスフリーで部活を楽しむことができます
カナダの部活での衝撃エピソード

ここで一つ、カナダの部活のゆるさを象徴するエピソードを紹介します
バレーボールの試合でシューズを忘れたのに褒められた!?
私は、バレーボールチームに入っていたのですが、ある日、バスで他校に行き、練習試合をしました
会場校についてから、マリアという子が、「スポーツ用のシューズを忘れた!」と言い出しました
私は、(どうするんだろう…コーチに怒られちゃうかな)と思っていたのですが、
想像に反して、コーチは怒るそぶりも見せず、
「あらあら、誰かマリアと同じ靴のサイズの人はいる?」と聞きました。
すると、キュラという子が「私の靴を貸せるよ!」とすぐに名乗り出ました
結局、一足のシューズを2人でシェアして、マリアも無事に試合に出ることができました
試合を終えてコーチが、
「今日はナイスチームワークだったね、素晴らしかったよ!キュラ、マリアに靴を貸してくれてありがとう。マリアは、次回から忘れないようにしようね」
と、褒めてくれました
日本のバスケ部で靴忘れたときは、激オコされた
なぜこのエピソードで驚いたかというと、同じような事件を日本でも経験していたからです
日本ではバスケ部にいたのですが、中一のとき、同輩Aが練習試合にシューズを持って行き忘れたことがありました
Aが、「靴を忘れました…すみません」とコーチに謝ると、コーチは「もう試合には出さない!」と激怒。
後日、先輩にも「意識が低すぎる!何考えてるんだ!」とみっちり叱られました。「同輩ならお互い注意しなきゃダメだろ!」とも・・・。
日本とカナダの根本的な考え方の違い
カナダで”シューズを忘れたのに褒められた”とき、めっちゃ驚きました!
(え、怒らないんだ!それどころか、褒めてくれた!?)
と。
両者の考え方の違いを一言で表すなら、
日本は「減点方式」
カナダは「加点方式」
だと思います。
部活を例にすると、日本の場合は
- 持ち物を忘れたら怒られる
- シュートを外したら怒られる
というように、「足りないところ」に注目しているように思います
100からマイナスしていく感じ。
対してカナダでは、
- 忘れ物をしても、仲間同士で助け合ったことを褒められる
- シュートを外しても、「打った」ことを褒められる
というように、「できたこと」に注目しています
0にプラスしていく感じです
カナダ人は「ポジティブ」だから生きやすい!

「完璧でない」から、と怒られるのと、「できたこと」を褒められるのでは、
後者の方が圧倒的に嬉しいですよね!
部活以外でも、カナダの学校では「失敗してもいいから挑戦してみよう!」という姿勢があたりまえです
だから、「初めてのことにも挑戦してみよう」という気持ちになるし、周りも応援してくれます!
まとめ:日本人も肩の力抜こう
日本人は、「こうであるべき」という思い込みが多い気がします
理想に向けて努力するのは素晴らしいですが、「今の自分も十分に素敵」と思えたら、もっと楽になります
上述のマリアの例なら、
(忘れ物するなんて、私はなんてダメな人間なんだ…!)と落ち込むよりも、
(忘れ物しちゃったけど、助けてくれる友人がいるなんて、恵まれているな)
と思えた方が、ずっとハッピーに生きられると思うのです
もしあなたが、「こうしなきゃ」と思って苦しんでいるなら、「本当にそうしないといけないのか?」と考えてみてください
あなたの「こうしなきゃ」は、学校や職場だけ、地域だけ、もしくは日本だけのローカルルールかもしれません
「ありのまま」を受け入れてくれる社会が外にはあります
せめてそれだけでも、頭に入れておいていただけたらな、と思います
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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