公式は覚えなくてOK!「考える力」を育てるカナダの数学の授業

私は高1の夏から1年間、カナダの私立高校に留学していました。

日本とは、授業の方法も先生の考え方も全く異なっていました

「暗記」より「考える力」を重視するカナダの教育

公式も周期表も、テスト中に配られる

まず私が一番おどろいたのが、数学の公式を覚えなくていいこと

先生は授業中に、「公式を覚える必要はありません。その代わり、どういうときに、どの公式を使うのかを理解してください」と強調していました

テストのときは、問題用紙と一緒に必要な公式の一覧表が配られます

実際に配られたもの👇

また、化学の授業では、元素周期表が配られます

日本の学校では、「すい、へー、リー、ベー、・・・」という例の歌で覚えさせられていました

同じく理科の先生も、「周期表は覚えなくていいよ。化学反応式の係数の求め方を理解しておいてね」と言っていました

公式の意味を問う問題が出る

例えば、上に載せた公式が配られたテストで、こんな問題が出ました

複利の公式において、iとnは何を表すか説明しなさい。また、単利の公式におけるrとtとどのように関係しているか述べなさい。

なぜ、状況によって異なる公式を使うのですか?

この問題はもちろん、記述式です

公式の意味と使い方をしっかり理解しているかが問われます。

公式を暗記し、当てはめて答えを出せるだけでは不十分なのです

計算には電卓を使用

全員が関数電卓を持参し、授業中もテスト中も使うことができます

日本では計算ミスだらけで減点されまくっていた私も、おかげで心配なくテストを受けられました

お菓子を使った実験!

もっとも記憶に残っている数学の授業は、お菓子のskittlesを使った実験をしたときです

Skittlesというのは、M&Msのような形をしたキャンディー菓子で、片面にSという文字が書いてあります

これを使ったのは、指数関数を習っているときでした

課題はこのようなものです

学習目標:がん細胞の指数関数的成長のサンプルモデルを作る

手順

1. 2つのスキトルズを紙コップに入れる
2. 紙コップをシェイクし、紙皿の上にばらまく

3. Sが書いてある面が表に出たスキトルズの数を数え、それと同じ数だけ新しいスキトルズを紙コップに追加する

4. スキトルズの合計を記録する

5. 15回やるか、スキトルズが無くなるまでくりかえす

実際にこの課題で私が作った表とグラフです

実験の注意書きにこうありました

すべての実験を終えるまでスキトルズを食べてはいけません!!

つまり、実験が終われば食べていいということです!

みんな嬉々として実験に取り組んでいました

お菓子を使った実験という、日本にはない面白い授業を体験できました

日本より面白い&タメになる授業が多い!

数学の授業一つとっても、日本のやり方と全く違います

そして、カナダの授業の方が面白いし、将来も役に立つ「思考」の能力が鍛えられると思いました

他の授業についても、おいおい紹介していこうと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です