現役高校生から見た日本の学校の問題点。どうすれば変えられるか?

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こふら

こんにちは、こふらです

これまでに、

  • カナダのボーディングスクール
  • 日本の私立高校
  • N高校(通信制高校)

という3つの高校を経験した、現役高校生です

この記事では、まったく異なる種類の高校を経験してきた私から見た、日本の学校の問題点について意見を述べていきます

教育の目的がずれている

まず最大の問題は、教育の目的がずれているということです

日本の高校では、“知識を覚える”ということに重きが置かれています

それはなぜか?

大学受験のため“です

日本の高校の授業は、ほとんどが受験やテストのための勉強になっていて、本来の教育の目的である「自立した人間を育てる」「自分で考えて行動する力をつける」ということから外れています

大学受験の勉強は意味がない

大学受験のための勉強がなぜいけないのか?

それは、役に立たないからです。

大卒の大人に、もう一度、大学受験をさせたら合格するでしょうか?

おそらく無理だと思います。(改めて勉強しない限りは)

つまり、大学受験に必要な知識は、大人になっても使わないということです

受験のためだけに知識を覚えても、意味がないですよね。

さらに、受験は「テスト」なので、点を稼ぐためのテクニックが必要になってきます

小手先のテクニックを覚えても、役に立つのは大学受験のときだけ、というのは明白です。

手段がずれている

仮に、「高校=受験勉強をする場所」とします。

それにしても、高校で受験勉強をするのは効率が悪すぎると感じます

アウトプットが少なすぎる

日本の高校の授業は、基本的に「先生が解説するのを聞く」スタイルです。

授業を聞くというのは、インプットです

一方、アウトプットの機会はとても少ないです。

アウトプットの機会は、年に4~5回ほどの定期テスト、たまにある小テスト、数学などの問題集くらいで、学習の80%以上をインプットに費やしているのではないでしょうか?

学習に最適なインプット:アウトプットの比率は3:7とも言われていて、日本の教育がインプットに偏りすぎていることが分かると思います

テストの点だけで成績をつける

日本の高校のほとんどは、テストの点数だけで成績をつけていると思います

(出席点、提出物なども加味されますが、基本はテストの点=成績です)

そうなると、「テストの点を取る」ことが目的になるので、「テスト前だけ勉強する」という人が大半になります

テスト前だけ勉強をしても、長期的に頭に残りませんよね。

特に、一夜漬けなんて本当に意味がないです。その場しのぎにしかならないし、健康を害しています。

一斉授業は効率が悪い

日本の高校では、一人の教師が30~40名の生徒を教えるというのが一般的です。

教える側にとってはとても効率的ですが、学ぶ側の生徒にとっては非効率的です

なぜなら、授業のペースに合わせないといけないからです。

理解の速度には人によって差があります。

理解が早い人は、「もう分かったのに授業が進まない」ということになります。

それなら、他の人よりも早く教材を進め、余った時間は他のことに使った方が良いです。

逆に理解が遅い人は、授業についていけず、「授業を聞いても分からない」という無益な時間を過ごすことになります。

それなら、自分のペースでゆっくり学習し、着実に身につけていく方が良いです。

「自分の最適なペース=授業のペース」になるごく一部の人にしか、効果的な学習とは言えません

一斉授業よりも、映像授業を見た方が、自分のペースで学習できるので良いと思います。

先生の方も、同じ授業を何度も繰り返すのは非効率ですよね。それなら、授業の充実化に時間を割いて欲しいです。

じゃあどうすれば良いの?

ここまで日本の教育について文句を言いまくってきましたが、じゃあどうやって改善していくべきなのでしょうか?

私の考えを述べてみます

教育の目的を見直す

私の考えでは、まず教育の目的を見直すべきだと思います。

もしも、「高校とは、大学受験をする場所だ!」と言うなら、予備校のように、もっと受験に特化するべきです。

学校に加えて予備校に行くのは非効率的なので、「学校で勉強していれば受験対策は十分」という状態にすれば良いと思います

しかし、前述したように、大学受験の勉強自体、あまり役に立たないです。

正解が決まっている問題を解くのは、人間よりAIの方が得意なので、人間がやる意味はありません。

人間は、創造的に考える力を伸ばすべきだと思います。

大学受験を変える

そのために、大学受験自体を変える必要があります。

アメリカやカナダのように、学校の成績と課外活動で総合的に選抜を行うシステムにすれば、知識ばかり詰め込む教育から脱せます

この方法では、勉強だけでなく、学校行事やクラブ活動、習い事などの活動実績が評価されます。

学校のシステムを変える

欧米方式にするには、学校のシステムも同時に変える必要が出てきます。

生徒のリーダーシップやクリエイティビティーを図るためには、

  1. 勉強以外で活躍できる場を増やすこと
  2. 部活や学校行事への貢献を評価できる仕組みを作ること

この二つが必要になってきます。

一つ目の例としては、カナダの高校ではクラブの数が多いので、リーダーになれる機会が増えます。また、アートのコンテストなども多いので、芸術的な能力を発揮できる場があります。

二つ目の例は、年度末には「Awards Day」と言って、年間のMVPを表彰するイベントがあります

Awards Dayでは、

  • 部活の中で一番活躍した人
  • 学年で成績が一番良かった人
  • 学校行事にもっとも積極的に参加した人
  • 数学のコンテストで成績が良かった人

などなど、何十人も表彰します。

このような、「勉強以外のことで創造性や人間力を図るシステム」が必要になってきます」

授業を変える

大学受験のシステムが変わり、学校のシステムが変われば、自ずと授業も変えざるを得ません。

授業を変えるべき点としては、

  • インプットを自分に最適なペースで行えるようにする
  • アウトプットの機会を圧倒的に増やす

という2点が重要だと思います。

インプットは、「教材を元に体系的に学ぶ」というのも良いですが、「プロジェクトの中で必要になった知識をその都度得る」という形も取り入れた方がいいと思います。

体系的に学ぶ場合は、「映像授業+先生の補助」という形がベストです

一人一台タブレットなどを使い、クオリティーの高い映像授業を見て、分からなければその場で先生に聞ける、という仕組みができれば最も効率的かと思います。

アウトプットの場を増やす方法は、

  • プロジェクト形式にする
  • ディスカッションを取り入れる
  • 学習したことを発表する(プレゼン、レポート、ポスターなど)

などが思いつきます

いずれも、自分の意見を持つことや、創造力が必要になるので、これらの力を伸ばすことに繋がります。

現状を変える方法

つらつらと日本教育の問題点と解決策について考えてきましたが、ブログで自分の考えを発信しただけでは現状は変わりません。

じゃあ、どうすれば日本の学校教育を変えられるのか?

それは分かりません。少なくとも、私一人では無理です。

大学受験システムを変えることは、法律を変える必要もありそうだし、そう簡単にはいかないでしょう。

今できることは、「発信を続けて、教育について真剣に考える人を一人でも多くする」ことかなと思います。

教育について考えているのって、教師、教育評論家、学生の子どもを持つ親と一部の学生、くらいだと思います

学生でもなくて、子どももいない大人は、教育について真剣に考える機会は少なそうです。

なので、ブログやTwitterで発信することが、第一歩だと思います

もしもこの記事を読んで、「教育について考えなきゃ!」と思ってくれた方がいたら、ぜひシェアしてもらえると嬉しいです^_^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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